久しぶりにいらしたお客様
予約の際に、髪がひどい状態だから見てほしいと
もともと軽度の抜毛症だったので、それによるものかなぁと想像していました
お会いしたら髪の状態に絶句・・
合計４度のブリーチで白っぽくカラーリングされていて、根元のほうから大量の切れ毛
え？なにがあったんですか？と伺ったら
初めて行ったサロンで４度目のブリーチを提案され施術したらサロンのドライ前のブラッシングで既に切れ毛に気づいたそう
ハイダメージによる毛先の切れ毛は経験がありますが、根元から切れているのを見るのははじめて。かなりひどい状態です
自宅でシャンプーしたら更に大量に根元から切れ毛があり、施術したサロンに切れ毛の件を問い合わせたら「あなたの自宅ケアが悪い」と言われて取り合ってくれなかったそう・・
その美容師は単価や売り上げ欲しさに施術したのか、お客様の希望に応えたくて無理に施術したのかはわかりません
わたしも昔大手サロンに勤めていた時は、毎日“単価・売上・新規集客・商品販売”と、お客様を満足させることよりも会社が求める数字ばかりを追う日々でした。
サロン維持のため売り上げは必要ですが、お客様の大切な髪をなんだと思っているのでしょうか・・
担当したのはオーナーさんだったらしいので、キャリア的にその方の髪の限界値やブリーチによる損傷具合は想定できたはずです
一度切れてしまった髪の毛はもとに戻すことは不可能です。髪の毛は死細胞なので自ら修復はできないのです。
昔都内で働いていたサロンで、お客様の希望のカラーに応えたいという思いで使用してはいけない薬剤をお客様に使用し頭皮が火傷状態になりトラブルになった事例がありました。（カラー剤を作る上で２剤といわれている過酸化水素水は日本の薬事法で６％が限度ですが、海外では１２％まで許可されています。日本でもウイッグなどには使うことがあります）
過酸化水素といえば、最近捌いたニシンのお腹から卵が出てきたので塩漬けして数の子にしてみました
数の子といえばあの黄色い塊を創造しますよね？市販の数の子には程遠い仕上がりだったので調べてみるとぞっとする工程で作られたものでした。（ご興味があれば調べてみてください）
“偽物”の数の子には大量の添加物が添加されており、そのなかに過酸化水素が使われていたのです。（漂白剤・殺菌剤として、うどん、ちくわ、かまぼこなどにも使用されている）
こんなものが食品に添加されていたなんてぞっとします・・
手作り魚卵の塩漬け、天日塩だけでとってもおいしく仕上がりました☺
ごはんがすすみます♪食糧危機でコオロギなんて食べてはだめですよ！
今のうちに手作り保存食備蓄しましょう！
あっ、すみません、話がそれましたね
お客様が求めるスタイルでも“できないもの・不可能なもの”はきちんとご説明してお断りするべきです。断る勇気も必要ですし、なぜできないかお客様に説明することも大切です。
さらに美容師の失敗をお客様のせいにするなんてもってのほかです。
お客様のその後ですが、しばらくはシステムトリートメントで髪の毛の体力を回復させて、カラーもお休みしてもらうことになりました。
切れ毛のせいで髪がまとまらずにスタイリングも難しい状態です。
４度目のブリーチを施術した美容師さん、お客様は大切な髪の毛も心にもダメージをおってますよ！！！
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amanecer
〜ヘッドスパ・よもぎ蒸し・ハーブ蒸しのおみせ〜
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